“戦(たゝか)” の例文
旧字:戰
謀叛(むほん)の聞(きこ)えありて鎌倉(かまくら)の討手(うつて)佐々木三郎兵衛入道西念としば/\戦(たゝか)ひて終(つひ)に落城(らくじやう)せり。
……驚破(すはや)、相噛(あひか)まば、戦(たゝか)はゞ、此波(このなみ)湧(わ)き、此巌(このいは)崩(くづ)れ、われ怪(け)し飛(と)ぶ、と声(こゑ)を揚(あ)げて「康正(かうせい)さーん。」博士(はかせ)たすけよ、と呼(よ)ばむとする時(とき)、何(なん)と、……頸(うなじ)寄(よ)り、頬(ほゝ)重(おも)り、脚(あし)抱(いだ)くと視(み)るや
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
代助は其昔し、麦酒(ビール)の壜(びん)を互(たがひ)の間(あひだ)に並(なら)べて、よく平岡と戦(たゝか)つた事を覚えてゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)