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悼王
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たうわう
(一〇九)故の
楚の
貴戚、
盡く
呉起を
害せんと
欲す。
悼王死するに
及んで、
宗室大臣、
亂を
作して
呉起を
攻む。
呉起、
走つて
王の
尸に
之きて
之に
伏す。
起を
撃つの
徒、
呉起を
射刺するに
因つて、
并せて
悼王に
中つ。
悼王既に
葬られて、
太子立つ。
乃ち
(一一〇)令尹をして
盡く
呉起を
射て
并せて
王の
尸に
中てし
者を
誅せしむ。
楚の
悼王、
素より
起の
賢なるを
聞く。
至れば
則ち
楚に
相とす。((呉起))
法を
明かにし
令を
審かにし、
不急の
官を
捐て、
(一〇五)公族疏遠の
者を
廢し、
以て
戰鬪の
士を
撫養す。