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悔悟
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くわいご
ふりがな文庫
“
悔悟
(
くわいご
)” の例文
用
(
もち
)
ひて
浮々
(
うき/\
)
とせし
樣子
(
やうす
)
に
扨
(
さて
)
は
眞
(
まこと
)
に
悔悟
(
くわいご
)
して
其心
(
そのこゝろ
)
にもなりぬるかと
落附
(
おちつ
)
くは
運平
(
うんぺい
)
のみならず
内外
(
うちと
)
のものも
同
(
おな
)
じこと
少
(
すこ
)
し
枕
(
まくら
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
それで、
亞尼
(
アンニー
)
は、いよ/\
弦月丸
(
げんげつまる
)
が
沈沒
(
ちんぼつ
)
したと
聞
(
き
)
いた
時
(
とき
)
、
身
(
み
)
も
世
(
よ
)
にあられず、
私共
(
わたくしども
)
に
濟
(
す
)
まぬといふ
一念
(
いちねん
)
と、
其
(
その
)
息子
(
むすこ
)
の
悔悟
(
くわいご
)
とを
祈
(
いの
)
るが
爲
(
ため
)
に、
浮世
(
うきよ
)
の
外
(
そと
)
の
尼寺
(
あまでら
)
に
身
(
み
)
を
隱
(
かく
)
したのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
悔悟
(
くわいご
)
に似た思ひが、重くかぶさり、泥沼に引きずりこまれてしまつた気がした。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
彼
(
か
)
れは
刑罰
(
けいばつ
)
といふものが
本人
(
ほんにん
)
の
悔悟
(
くわいご
)
を
基礎
(
きそ
)
としなければならぬと
考
(
かんが
)
へる
方
(
はう
)
の
一人
(
ひとり
)
であつた。
殺
(
ころ
)
されてしまへば、
悔
(
く
)
いることも
改
(
あらた
)
めることも
出來
(
でき
)
ない。
從
(
したが
)
つて、
死刑
(
しけい
)
は
刑
(
けい
)
でないといふ
風
(
ふう
)
に
考
(
かんが
)
へた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
悔悟
(
くわいご
)
すること少なからず終に
尼
(
あま
)
となり兩人共同村にて人々の
菩提
(
ぼたい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“悔悟”の意味
《名詞》
悔 悟(かいご)
自らの非を悟って悔いること。
(出典:Wiktionary)
悔
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
悟
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“悔”で始まる語句
悔
悔恨
悔改
悔悛
悔行
悔状
悔寤
悔涙