“悔状”の読み方と例文
読み方割合
くやみじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、台湾にいた母の長兄のもとから、あによめに当る人の悔状くやみじょうが届いたが、母のことを、遂に幸福の太陽が昇るのを見ずに世を去った、そう云ってあったのを私は読んだ。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
悔状くやみじょうは一々私が開封して眼を通したが、やはり愉快なのが混っていた。
父杉山茂丸を語る (新字新仮名) / 夢野久作(著)