トップ
>
念入
>
ねんい
ふりがな文庫
“
念入
(
ねんい
)” の例文
それからモー
一
(
ひと
)
つ
申上
(
もうしあ
)
げて
置
(
お
)
きたいのは、あの
願掛
(
がんが
)
け……つまり
念入
(
ねんい
)
りの
祈願
(
きがん
)
でございまして、これは
大
(
たい
)
てい
人
(
ひと
)
の
寝鎮
(
ねしず
)
まった
真夜中
(
まよなか
)
のものと
限
(
かぎ
)
って
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「そうかい。そいつは
初耳
(
はつみみ
)
だな。よしきた。その
件
(
けん
)
もなお
念入
(
ねんい
)
りに
洗
(
あら
)
つてみろ。それから
君
(
きみ
)
には、
金魚屋
(
きんぎょや
)
とパチンコ
屋
(
や
)
のことを
調
(
しら
)
べてきてもらいたいんだがね」
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
破
(
やぶ
)
らぬようにしずかにひらくと、疑いもなく地図である、それは山田がとくに
念入
(
ねんい
)
りに書いたものらしい。四人はひと目それを見るやいなや、一度に声をあげた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
覺
(
おぼ
)
え
方
(
かた
)
はいけ
粗雜
(
ぞんざい
)
だが、
料理
(
れうり
)
はいづれも
念入
(
ねんい
)
りで、
分量
(
ぶんりやう
)
も
鷹揚
(
おうやう
)
で、
聊
(
いさゝか
)
もあたじけなくない
處
(
ところ
)
が
嬉
(
うれ
)
しい。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「そうだ。それともお
前
(
まえ
)
さんのくるのを
知
(
し
)
って、
念入
(
ねんい
)
りの
化粧
(
けしょう
)
ッてところか」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
▼ もっと見る
長戸検事がかけつけ、怪魔のばらばらになったからだを
念入
(
ねんい
)
りにしらべた。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「何とも分らないな、団さんのことで
念入
(
ねんい
)
りだから」
冠婚葬祭博士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「や、
念入
(
ねんい
)
りな
處
(
ところ
)
まで
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
て
棄
(
す
)
てやあがつた。
野猫
(
のねこ
)
は
居
(
ゐ
)
た
事
(
こと
)
のない
原場
(
はらつぱ
)
だが。」
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
もしこの気密がわるくなり、艇内の空気が外へもれはじめると、二少年は呼吸ができなくて死んでしまわなければならない。だから艇が気密になっているかどうかを、
念入
(
ねんい
)
りにしらべる必要があった。
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「や、
念入
(
ねんい
)
りな
處
(
ところ
)
まで
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
て
棄
(
す
)
てやあがつた。
野猫
(
のねこ
)
は
居
(
ゐ
)
た
事
(
こと
)
のない
原場
(
はらつぱ
)
だが。」
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
もう
一度
(
いちど
)
、
念入
(
ねんい
)
りに
川端
(
かはばた
)
へ
突
(
つ
)
き
當
(
あた
)
つて、やがて
出
(
で
)
たのが
黒龜橋
(
くろかめばし
)
。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“念入”で始まる語句
念入り