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御様子
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ごようす
ふりがな文庫
“
御様子
(
ごようす
)” の例文
旧字:
御樣子
まあ、そんな
痛々
(
いたいた
)
しい
御様子
(
ごようす
)
では、これからどこへいらっしゃろうといっても、
途中
(
とちゅう
)
で
歩
(
ある
)
けなくなるにきまっています。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
竜宮界
(
りゅうぐうかい
)
の
上
(
うえ
)
の
神様達
(
かみさまたち
)
の
御様子
(
ごようす
)
を
見
(
み
)
ても、いつも
夫婦
(
ふうふ
)
親子
(
おやこ
)
が
同棲
(
どうせい
)
して
居
(
お
)
られることはないようでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
何だかわけが分らないような
御様子
(
ごようす
)
でしたが、そのうちに何を思い出されたか、急にぽろぽろ涙をこぼされて、……「衛門! お父様の所へ行こう! 一緒に東国へ行こう!……」
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
まるでいつもすやすやお
休
(
やす
)
みになっているような
御様子
(
ごようす
)
で、
息
(
いき
)
を
引
(
ひ
)
き
取
(
と
)
っておいでになりました。
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
何
(
なん
)
となく、
竜宮界
(
りゅうぐうかい
)
の
女王様
(
じょうおうさま
)
と
言
(
い
)
った
御様子
(
ごようす
)
が
自然
(
しぜん
)
にお
躯
(
からだ
)
に
備
(
そな
)
わって
居
(
お
)
られます。お
年齢
(
とし
)
は二十七八
又
(
また
)
は三十
位
(
くらい
)
にお
見受
(
みう
)
けしますが、もちろん
神様
(
かみさま
)
に
実際
(
じっさい
)
のお
年齢
(
とし
)
はありませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
しかし、
玉依姫様
(
たまよりひめさま
)
の
方
(
ほう
)
では
何所
(
どこ
)
までも
打解
(
うちと
)
けた
御様子
(
ごようす
)
で、
尊
(
とうと
)
い
神様
(
かみさま
)
と
申上
(
もうしあ
)
げるよりはむしろ
高貴
(
こうき
)
の
若奥方
(
わかおくがた
)
と
言
(
い
)
ったお
物越
(
ものご
)
しで、いろいろと
優
(
やさ
)
しいお
言葉
(
ことば
)
をかけくださるのでした。——
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
するとお
寺
(
てら
)
の中から
腰
(
こし
)
の
曲
(
ま
)
がったおじいさんの
坊
(
ぼう
)
さんが三
人
(
にん
)
、ことこと
杖
(
つえ
)
をつきながら、さもうれしそうにやって
来
(
き
)
て、
太子
(
たいし
)
の
御様子
(
ごようす
)
をたずねるやら、
昔話
(
むかしばなし
)
をするやらしたあとで、
妹子
(
いもこ
)
のいうままに
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“御様”で始まる語句
御様