“玉依姫様”の読み方と例文
読み方割合
たまよりひめさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉依姫様たまよりひめさまは一々首肯うなづきながらわたくし物語ものがたり熱心ねっしんみみかたむけてくだされ、最後さいごわたくしひとりさびしく無念むねんなみだれながらわかくて歿なくなったことを申上もうしあげますと
こんな真面目まじめなおはなしをなさるときには、玉依姫様たまよりひめさまのあのうつくしいおかおがきりりときしまって、まともにおがむことができないほど神々こうごうしくえるのでした。
あれ、またしてもはなし側路わきみちへそれて先走さきばしってしまいました。これからあともどって、わたくしはじめて玉依姫様たまよりひめさまにおにかかったとき概況がいきょう申上もうしあげることにいたしましょう。