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彌立
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よだ
ふりがな文庫
“
彌立
(
よだ
)” の例文
新字:
弥立
この場合若し圭一郎が髮床屋にでも行つて「それだ」と怖い事實を知つた曉を想像すると身の毛は
彌立
(
よだ
)
ちがた/\と戰慄を覺えるのだつた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
又
(
また
)
昨日
(
きのふ
)
今日
(
けふ
)
の
新墓
(
しんばか
)
で
死人
(
しびと
)
の
墓衣
(
はかぎ
)
に
苞
(
くる
)
まって
隱
(
かく
)
れてゐよとも
言
(
い
)
はッしゃれ。
聞
(
き
)
いたばかりでも、
例
(
つね
)
は
身毛
(
みのけ
)
が
彌立
(
よだ
)
ったが、
大事
(
だいじ
)
の
操
(
みさを
)
を
立
(
た
)
つる
爲
(
ため
)
なら、
躊躇
(
ちゅうちょ
)
せいで
敢行
(
しての
)
けう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
私
(
わたくし
)
の
如
(
ごと
)
く
現在
(
げんざい
)
其
(
その
)
難
(
なん
)
に
臨
(
のぞ
)
んで、
弦月丸
(
げんげつまる
)
が
悲慘
(
ひさん
)
なる
最後
(
さいご
)
を
遂
(
と
)
ぐるまで、
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
に
殘
(
のこ
)
つて
居
(
を
)
つた
身
(
み
)
は、
今更
(
いまさら
)
其
(
その
)
始終
(
しじゆう
)
を
懷想
(
くわいさう
)
しても
身
(
み
)
の
毛
(
け
)
の
彌立
(
よだ
)
つ
程
(
ほど
)
で、とても
詳
(
くわ
)
しい
事
(
こと
)
を
述立
(
のべた
)
てるに
忍
(
しの
)
びぬが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
オワイ屋さんにまで愛嬌をふりまいて其日々々の渡世を
凌
(
しの
)
ぐらしい婆さんの境涯を、彼は幾度千登世の運命に擬しては身の毛を
彌立
(
よだ
)
てたことだらう。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
『
猛狒
(
ゴリラ
)
!。』と
私
(
わたくし
)
の
身
(
み
)
の
毛
(
け
)
は
一時
(
いちじ
)
に
彌立
(
よだ
)
つたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
彌
部首:⼸
17画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“彌”で始まる語句
彌
彌増
彌々
彌生
彌造
彌勒
彌生式土器
彌縫
彌助
彌次郎