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帳塲
読み方 | 割合 |
ちやうば | 50.0% |
ちようば | 50.0% |
お
高はあきれて
力ちやん
大底におしよといへども、
何宜いのさ、これはお
前にこれは
姉さんに、
大きいので
帳塲の
拂ひを
取つて
殘りは
一同にやつても
宜いと
仰しやる
帳塲の
女主もかけ
出して
唯今は
有がたうと
同音の
御禮、
頼んで
置いた
車が
來しとて
此處からして
乘り
出せば、
家中表へ
送り
出してお
出を
待まするの
愛想、
御祝儀の
餘光としられて
店は二
間間口の二
階作り、
軒には
御神燈さげて
盛り
鹽景氣よく、
空壜か
何か
知らず、
銘酒あまた
棚の
上にならべて
帳塲めきたる
處もみゆ、
勝手元には七
輪を
煽く
音折々に
騷がしく