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宮樣
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みやさま
ふりがな文庫
“
宮樣
(
みやさま
)” の例文
新字:
宮様
評
(
ひやう
)
に曰此
護摩刀
(
ごまたう
)
のことは
柴刀
(
さいたう
)
とも申よし
是
(
これ
)
は聖護院三寶院の
宮樣
(
みやさま
)
山入
(
やまいり
)
の
節
(
せつ
)
諸國の
修驗
(
しゆけん
)
先供
(
さきども
)
の節
柴
(
しば
)
を
切拂
(
きりはらひ
)
て
護摩
(
ごま
)
の
場所
(
ばしよ
)
を
拵
(
こしら
)
へる故に是を
柴刀
(
さいたう
)
とも云なり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宮
(
みや
)
は、
報徳神社
(
はうとくじんじや
)
といふ、
彼
(
か
)
の
二宮尊徳
(
にのみやそんとく
)
翁
(
をう
)
を
祭
(
まつ
)
れるもの、
石段
(
いしだん
)
の
南北
(
なんぼく
)
に
畏
(
かしこ
)
くも、
宮樣
(
みやさま
)
御手植
(
おんてうゑ
)
の
對
(
つゐ
)
の
榊
(
さかき
)
、
四邊
(
あたり
)
に
塵
(
ちり
)
も
留
(
とゞ
)
めず、
高
(
たか
)
きあたり
靜
(
しづか
)
に
鳥
(
とり
)
の
聲
(
こゑ
)
鳴
(
な
)
きかはす。
此
(
こ
)
の
社
(
やしろ
)
に
詣
(
まう
)
でて
云々
(
しか/″\
)
。
城の石垣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
建立す
是
(
これ
)
宮樣
(
みやさま
)
の始めにて一品准后の宮と稱し奉つり天子御
東伐
(
とうばつ
)
ある時は宮樣を天子として
御綸旨
(
ごりんし
)
を受る爲なり然ども天子には
三種
(
みくさ
)
の神器あり此中何れにても
闕
(
かけ
)
れば御綸旨を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
召捕と
云
(
い
)
はるゝやと云せもあへず越前守大音に
飴色
(
あめいろ
)
網代
(
あじろ
)
蹴出
(
けだし
)
黒棒
(
くろぼう
)
は勿體なくも日本
廣
(
ひろ
)
しと雖も東叡山御門主に限るなり然程に官位の相違する天一坊が
宮樣
(
みやさま
)
に
齊
(
ひとし
)
き乘物に乘しは不屆なれば召捕と
云
(
いひ
)
しなり此の時山内から/\と打笑ひ越前守殿左樣に
知
(
しら
)
るゝなら尋ぬるには
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
樣
部首:⽊
15画
“宮”で始まる語句
宮
宮殿
宮居
宮中
宮城野
宮内
宮古
宮闕
宮仕
宮人