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奇異
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きゐ
ふりがな文庫
“
奇異
(
きゐ
)” の例文
絶頂
(
ぜつてう
)
を
平坦
(
たひら
)
になし、馬の
背
(
せ
)
の
天険
(
てんけん
)
をたのみてこゝに住居し
耕作
(
かうさく
)
をもしたるが、
亡
(
ほろ
)
びてのち其
灵魂
(
れいこん
)
こゝにとゞまりて
苗場
(
なへば
)
の
奇異
(
きゐ
)
をもなすにやと
思
(
おも
)
へり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
それから
朝日島
(
あさひじま
)
に
漂着
(
へうちやく
)
して、
椰子
(
やし
)
の
果實
(
み
)
の
美味
(
うま
)
かつた
事
(
こと
)
。
猛狒
(
ゴリラ
)
の
襲撃
(
しふげき
)
一件
(
いつけん
)
。
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
との
奇遇
(
きぐう
)
。
鐵
(
てつ
)
の
響
(
ひゞき
)
と
屏風岩
(
べうぶいわ
)
の
奇異
(
きゐ
)
。
猛犬稻妻
(
まうけんいなづま
)
の
世
(
よ
)
にも
稀
(
まれ
)
なる
犬
(
いぬ
)
なる
事
(
こと
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
此理
(
このり
)
を知らざる者は海を
距
(
さ
)
る事遠き所に於て鹹水貝殼の
積聚
(
せきしう
)
するを見れば頗る
奇異
(
きゐ
)
の思ひを作すべし。大人云々の説有る盖し此に
基因
(
きいん
)
するならん。果して然らは所謂「大人踐跡」とは何者を指すか。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
黄
(
き
)
なる
実
(
み
)
の
熟
(
う
)
るる草、
奇異
(
きゐ
)
の
香木
(
かうぼく
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
絶頂
(
ぜつてう
)
を
平坦
(
たひら
)
になし、馬の
背
(
せ
)
の
天険
(
てんけん
)
をたのみてこゝに住居し
耕作
(
かうさく
)
をもしたるが、
亡
(
ほろ
)
びてのち其
灵魂
(
れいこん
)
こゝにとゞまりて
苗場
(
なへば
)
の
奇異
(
きゐ
)
をもなすにやと
思
(
おも
)
へり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
晴天風なき時日
出
(
いづ
)
れば十三の小嶋おの/\
離散
(
りさん
)
して池中に遊ぶが如し、日入れば池の
正中
(
まんなか
)
にあつまりて一ツの嶋となる。此池に種々の
奇異
(
きゐ
)
あれども
文
(
ぶん
)
多
(
おほ
)
ければしるさず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
晴天風なき時日
出
(
いづ
)
れば十三の小嶋おの/\
離散
(
りさん
)
して池中に遊ぶが如し、日入れば池の
正中
(
まんなか
)
にあつまりて一ツの嶋となる。此池に種々の
奇異
(
きゐ
)
あれども
文
(
ぶん
)
多
(
おほ
)
ければしるさず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
神明かの男が
実心
(
まごゝろ
)
を
憐
(
あはれ
)
み、人々のいのりをも
納受
(
なふじゆ
)
まし/\けん、かの娘目の
覚
(
さめ
)
たるがごとくおきあがり母をよびければ、
衆
(
みな
)
奇異
(
きゐ
)
のおもひをなし、むすめの
側
(
そば
)
にあつまりていかに/\といふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○
百樹
(
もゝき
)
曰
(
いはく
)
、
余
(
よ
)
越遊
(
ゑついう
)
したる時、
牧之
(
ぼくし
)
老人に此山の地勢を委しくきゝ
真景
(
しんけい
)
の
図
(
づ
)
をも
視
(
み
)
たるに、
巓
(
いたゞき
)
の
平坦
(
たひら
)
なる
苗場
(
なへば
)
の
奇異
(
きゐ
)
、
竜岩窟
(
りうがんくつ
)
の
古跡
(
こせき
)
など水にも自在の山なれば、おそらくは上古人ありて此山をひらき
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
“奇異”で始まる語句
奇異雑談集
奇異像