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坐禪
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ざぜん
ふりがな文庫
“
坐禪
(
ざぜん
)” の例文
新字:
坐禅
誦
(
よ
)
んでも、
坐禪
(
ざぜん
)
を組んでも、諦めきれないのが、お喜代のポチヤポチヤした可愛らしさだ——眼の前にチラ付いて、寢ては夢、さめては
現
(
うつゝ
)
銭形平次捕物控:217 歎きの幽沢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼
(
かれ
)
は
坐禪
(
ざぜん
)
をするときの
一般
(
いつぱん
)
の
心得
(
こゝろえ
)
や、
老師
(
らうし
)
から
公案
(
こうあん
)
の
出
(
で
)
る
事
(
こと
)
や、
其
(
その
)
公案
(
こうあん
)
に
一生懸命
(
いつしやうけんめい
)
噛
(
かじ
)
り
付
(
つ
)
いて、
朝
(
あさ
)
も
晩
(
ばん
)
も
晝
(
ひる
)
も
夜
(
よる
)
も
噛
(
かじ
)
りつゞけに
噛
(
かじ
)
らなくては
不可
(
いけ
)
ない
事
(
こと
)
やら
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いやそんなことは煩らはしい。かうやつてゆツくり話をしながら、茶を飮んでるのがよい。あんた行きたけりや、一人で行くがよい。わしは其の間
坐禪
(
ざぜん
)
組んで待つてる。」
ごりがん
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
もし
昔
(
むかし
)
から
世俗
(
せぞく
)
で
云
(
い
)
ふ
通
(
とほ
)
り
安心
(
あんじん
)
とか
立命
(
りつめい
)
とかいふ
境地
(
きやうち
)
に、
坐禪
(
ざぜん
)
の
力
(
ちから
)
で
達
(
たつ
)
する
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
るならば、
十日
(
とをか
)
や
二十日
(
はつか
)
役所
(
やくしよ
)
を
休
(
やす
)
んでも
構
(
かま
)
はないから
遣
(
や
)
つて
見
(
み
)
たいと
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そんな
氣樂
(
きらく
)
な
身分
(
みぶん
)
だから
坐禪
(
ざぜん
)
が
出來
(
でき
)
るのか、
或
(
あるひ
)
は
坐禪
(
ざぜん
)
をした
結果
(
けつくわ
)
さういふ
氣樂
(
きらく
)
な
心
(
こゝろ
)
になれるのか
迷
(
まよ
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
禪
部首:⽰
17画
“坐”で始まる語句
坐
坐睡
坐敷
坐禅
坐蒲団
坐臥
坐視
坐礁
坐直
坐作