“公案”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
こうあん | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかに知を養い知を脱すべきか、これがすべての作家に課せられている公案である。これを解くことなくして、美を産むことはできない。
彼から云うといわゆる公案なるものの性質が、いかにも自分の現在と縁の遠いような気がしてならなかった。自分は今腹痛で悩んでいる。
“公案”の解説
公案(こうあん)
中国で、古代から近世までの役所が発行した文書。調書・裁判記録・判例など。唐代の通語に由来する。
禅宗において雲水が修行するための課題として、老師(師匠)から与えられる問題である。この項目で記述する。
公案(こうあん)とは、禅宗で修行僧が参究する課題である。日本では昔から1千7百則とも言われ、法身、機関、言詮、難透などに大別されるが、その他に様々な課題がある。内容はいわゆる禅問答であって、にわかに要領を得ず、解答があるかすら不明なものである。有名な公案として「隻手の声」、「狗子仏性」、「祖師西来意」などがある。
例: 両手を叩くと音がする。では片手の音とはなんだろう。(隻手の声)
(出典:Wikipedia)
公案(こうあん)とは、禅宗で修行僧が参究する課題である。日本では昔から1千7百則とも言われ、法身、機関、言詮、難透などに大別されるが、その他に様々な課題がある。内容はいわゆる禅問答であって、にわかに要領を得ず、解答があるかすら不明なものである。有名な公案として「隻手の声」、「狗子仏性」、「祖師西来意」などがある。
例: 両手を叩くと音がする。では片手の音とはなんだろう。(隻手の声)
(出典:Wikipedia)