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周旋
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とりもち
ふりがな文庫
“
周旋
(
とりもち
)” の例文
口
(
くち
)
にせねば
入譯
(
いりわけ
)
御存
(
ごぞん
)
じなきこそよけれ
御恩
(
ごおん
)
がへしにはお
望
(
のぞ
)
み
叶
(
かな
)
へさせまして
悦
(
よろこ
)
び
給
(
たま
)
ふを
見
(
み
)
るが
樂
(
たの
)
しみぞと
我
(
わ
)
れを
捨
(
すて
)
ての
周旋
(
とりもち
)
なるを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
で、恋なればこそ
止
(
や
)
ん
事
(
ごと
)
なき身を屈して
平生
(
ひごろ
)
の恩顧を思ふて
夫
(
あ
)
の美くしき姫を麿に
周旋
(
とりもち
)
せいと荒尾先生に仰せられた。荒尾先生ほとほと閉口した。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
お絹が先立ちでその
周旋
(
とりもち
)
をするという
体
(
てい
)
たらくになってしまい、お松が座を外して隠れるようにしていると、神尾主膳は、お絹を相手にして盛んに飲みながら
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さてもそののち
室香
(
むろか
)
はお辰を
可愛
(
かわゆ
)
しと思うより、
情
(
じょう
)
には鋭き女の勇気をふり起して昔取ったる
三味
(
しゃみ
)
の
撥
(
ばち
)
、再び握っても色里の往来して
白痴
(
こけ
)
の大尽、
生
(
なま
)
な
通人
(
つうじん
)
めらが
間
(
あい
)
の
周旋
(
とりもち
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そりゃアア云う胸の
広
(
しろ
)
い方だから、そんな事が有ッたと云ッてそれを根葉に
有
(
も
)
ッて
周旋
(
とりもち
)
をしないとはお言いなさりゃすまいけれども、全体なら……マアそれは今言ッても
無駄
(
むだ
)
だ、お前さんが腹を
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
▼ もっと見る
思
(
おも
)
ふに
男心
(
をとこごゝろ
)
の
頼
(
たの
)
みがたさよ
我
(
わ
)
れ
周旋
(
とりもち
)
する
身
(
み
)
として
事
(
こと
)
整
(
とゝの
)
ふは
嬉
(
うれ
)
しけれど
優子
(
いうこ
)
どのゝ
心
(
こゝろ
)
宜
(
よ
)
く
見
(
み
)
えたり三
郎
(
らう
)
喜
(
よろ
)
こびしと
傳
(
つた
)
へ
給
(
たま
)
へとは
餘
(
あま
)
りといへど
昔
(
むか
)
しを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“周旋”の解説
周旋(しゅうせん)とは売買や交渉で当事者間に立ち世話をする事である。ここでは国際法における周旋について解説する。
(出典:Wikipedia)
周
常用漢字
小4
部首:⼝
8画
旋
常用漢字
中学
部首:⽅
11画
“周旋”で始まる語句
周旋屋
周旋口
周旋婆
周旋料
周旋業
周旋者
周旋老媼