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南谿
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なんけい
ふりがな文庫
“
南谿
(
なんけい
)” の例文
たゞ
南谿
(
なんけい
)
が
記
(
しる
)
したる
姉妹
(
きやうだい
)
の
此
(
こ
)
の
木像
(
もくざう
)
のみ、
外
(
そと
)
ヶ
浜
(
はま
)
の
砂漠
(
さばく
)
の
中
(
なか
)
にも
緑水
(
オアシス
)
のあたり
花菖蒲
(
はなあやめ
)
、
色
(
いろ
)
のしたゝるを
覚
(
おぼ
)
ゆる
事
(
こと
)
、
巴
(
ともえ
)
、
山吹
(
やまぶき
)
の
其
(
それ
)
にも
優
(
まさ
)
れり。
幼
(
おさな
)
き
頃
(
ころ
)
より
今
(
いま
)
も
亦然
(
またしか
)
り。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
舊い頃では
橘
(
たちばな
)
南谿
(
なんけい
)
と共に可成り
足跡
(
そくせき
)
が廣く、且又同じく紀行(漫遊文草)を遺した
澤元愷
(
たくげんがい
)
が、この中岩を稱して、その上で酒など飮んでゐる事がその文によつて記臆に存してゐたからである。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
読
(
よ
)
む
人々
(
ひと/″\
)
も、
恁
(
か
)
くては
筋骨
(
きんこつ
)
の
逞
(
たくま
)
しく、
膝節
(
ひざぶし
)
手
(
て
)
ふしもふしくれ
立
(
だ
)
ちたる、がんまの
娘
(
むすめ
)
を
想像
(
さうざう
)
せずや。
知
(
し
)
らず、
此
(
こ
)
の
方
(
かた
)
は
或
(
あるひ
)
は
画像
(
ぐわざう
)
などにて、
南谿
(
なんけい
)
が
目
(
ま
)
のあたり
見
(
み
)
て
写
(
うつ
)
し
置
(
お
)
ける
木像
(
もくざう
)
とは
違
(
たが
)
へるならむか。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
橘
(
たちばな
)
南谿
(
なんけい
)
の
東遊記
(
とうゆうき
)
に
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
谿
漢検1級
部首:⾕
17画
“南”で始まる語句
南
南瓜
南京
南無阿弥陀仏
南無
南風
南蛮
南部
南天
南無三