-
トップ
>
-
切迫
>
-
せつぱく
然し、
今は
其樣な
事を
悠長に
考へて
居るべき
塲合でない。
此時の
心痛は
實に
非常であつた。
櫻木大佐との
約束の
日は
既に
切迫して
居る。
著者が
七年前に
見たときは、つぎの
大噴火は、
或は
十年以内ならんかとの
意見が
多かつたが、この
年の
九月三十日に
見たときは、
大噴火の
時機切迫してゐるように
思はれた。
彼はむつと
思はず
呼吸が
切迫した。
私はハツト
思つて
一時は
遁出さうとしたが、
今更遁げたとて
何の
甲斐があらう、もう
絶體絶命と
覺悟した
時、
猛狒はすでに
目前に
切迫した。
其船脚の
悽まじく
速い
事が
分るから、
頓て
本船に
切迫するのも十
分か十五
分の
後であらう。
“切迫”の意味
《名詞》
切迫(せっぱく)
危機などが差し迫ること。
期限などがおしつまること。
(呼吸や脈などの)速さや間隔などが急になること。
(出典:Wiktionary)