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分擔
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ぶんたん
ふりがな文庫
“
分擔
(
ぶんたん
)” の例文
新字:
分担
このことは
長
(
なが
)
く
申
(
まを
)
さずとも、
柳田先生
(
やなぎだせんせい
)
のお
話
(
はなし
)
でゝも、おわかりになることゝおもひますから、
私
(
わたし
)
の
分擔
(
ぶんたん
)
に、
關係
(
かんけい
)
の
深
(
ふか
)
いところばかりでやめておきます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其上
(
そのうへ
)
に
宗助
(
そうすけ
)
と
安之助
(
やすのすけ
)
が、
不足
(
ふそく
)
の
所
(
ところ
)
を
分擔
(
ぶんたん
)
する
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
たらと
小六
(
ころく
)
に
云
(
い
)
つて
聞
(
き
)
かしたのは、
宗助
(
そうすけ
)
自身
(
じしん
)
であつた。
小六
(
ころく
)
は
兄
(
あに
)
の
運動
(
うんどう
)
を
待
(
ま
)
たずに、すぐ
安之助
(
やすのすけ
)
に
直談判
(
ぢきだんぱん
)
をした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
御米
(
およね
)
の
考
(
かんが
)
へでは、
斯
(
か
)
うして
自分
(
じぶん
)
の
方
(
はう
)
で
部屋
(
へや
)
と
食物丈
(
たべものだけ
)
を
分擔
(
ぶんたん
)
して、あとの
所
(
ところ
)
を
月々
(
つき/″\
)
幾何
(
いくら
)
か
佐伯
(
さへき
)
から
助
(
すけ
)
て
貰
(
もら
)
つたら、
小六
(
ころく
)
の
望
(
のぞ
)
み
通
(
どほ
)
り
大學
(
だいがく
)
卒業
(
そつげふ
)
迄
(
まで
)
遣
(
や
)
つて
行
(
い
)
かれやうと
云
(
い
)
ふのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
擔
部首:⼿
16画
“分”で始まる語句
分
分明
分別
分限
分際
分娩
分捕
分限者
分銅
分疏