“分担”の読み方と例文
旧字:分擔
読み方割合
ぶんたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むろんそうした掃除も、分担ぶんたんは一通りきまっていたが、厳密には境界が定められないために、塾生たちはかなり入りみだれていた。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
普請奉行は、丹羽長秀、明智光秀などが分担ぶんたんしていた。きょうも彼は、すぐふもと桑実寺そうじつじから登って来て
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とうとうえものをひとりでは持ちきれなくなって各自が分担ぶんたんした。この宝庫は本島内の他の諸林にゆずらないと思う。六時ごろ、一すじの川のほとりに出た。いよいよ露営ろえいだ。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)