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余光
ふりがな文庫
“余光”のいろいろな読み方と例文
旧字:
餘光
読み方
割合
よくわう
44.4%
なごり
22.2%
あおり
11.1%
ひかり
11.1%
よこう
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくわう
(逆引き)
白猿
(
はくゑん
)
の
余光
(
よくわう
)
で
抱一
(
はういつ
)
不白
(
ふはく
)
などの
許
(
もと
)
へも
立入
(
たちい
)
るやうになり、
香茶
(
かうちや
)
活花
(
いけばな
)
まで器用で
間
(
ま
)
に
合
(
あは
)
せ、
遂
(
つひ
)
に
此人
(
このひと
)
たちの
引立
(
ひきたて
)
にて
茶道具屋
(
ちやだうぐや
)
とまでなり、
口前
(
くちまへ
)
一
(
ひと
)
つで
諸家
(
しよけ
)
に
可愛
(
かあい
)
がられ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
余光(よくわう)の例文をもっと
(4作品)
見る
なごり
(逆引き)
西の空は夕日の
余光
(
なごり
)
が水のように
冴
(
さ
)
えて、山々は薄墨の色にぼけ、
蒼
(
あお
)
い煙が谷や森の
裾
(
すそ
)
に浮いています、なんだかうら悲しくなりました。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
余光(なごり)の例文をもっと
(2作品)
見る
あおり
(逆引き)
盲目の身の
燈火
(
ともしび
)
はいらず、部屋の中はほとんど闇であったが、金網をかけた火鉢があって、そこで炭火が盛んに
熾
(
おこ
)
っていて、その
余光
(
あおり
)
で頼春のこけた頬と、窪んでいる眼との寂しい顔が
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
余光(あおり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ひかり
(逆引き)
頼んで置いた車が
来
(
き
)
しとて
此処
(
ここ
)
からして乗り出せば、
家中
(
うちぢう
)
表へ送り出してお出を待まするの愛想、御祝義の
余光
(
ひかり
)
としられて、
後
(
あと
)
には力ちやん大明神様これにも有がたうの御礼山々。
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
余光(ひかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
よこう
(逆引き)
夕日はもうまったく沈んで、対岸の土手にかすかにその
余光
(
よこう
)
が残っているばかり、先ほどの雲の名残りと見えるちぎれ雲は縁を赤く染めてその上におぼつかなく浮いていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
余光(よこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目
“余光”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
樋口一葉
国木田独歩
斎藤茂吉
北原白秋
与謝野晶子
国枝史郎
田山花袋
泉鏡花