かへ)” の例文
流して打歡うちよろこび是迄種々いろ/\と厚く御世話にあづかりし上只今の其御言葉ことば此御おんいのちかへてもはうがたし實は御さつしの通りわづか路銀ろぎんつかつくし此程はくしかんざしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何故に殺すべき長々なが/\の御病氣なれば我がいのちかへてでも御全快ぜんくわいあるやうにと神に祈り佛を念じ永の年月及ぶだけ看病みとりに心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
汲取くみとつて郷右衞門に向ひ扨々恐れ入たる御物語り御二方おふたかた樣の事は私しが身にかへても御引受おひきうけ申しあげ御世話仕つるべければ必ず/\御氣遣おきづかなされまじと世に頼母たのもしく引請ければ郷右衞門は大いに悦びしからば明方迄あけがたまでには御連おつれ申さんにより呉々くれ/″\たのむなりと云ひ置て立歸りしに七右衞門もかく請合うけあひし上はとて己も郷右衞門のあとより大雪を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)