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了解
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わか
ふりがな文庫
“
了解
(
わか
)” の例文
何とも
了解
(
わか
)
らぬやうな
太甚
(
はなはだ
)
しい
田舎訛
(
ゐなかなまり
)
で、互に何事をか声高く語り合ふので、他の学生等はいづれも腹を抱へて笑はぬものは無い。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
聖書は来世の希望と恐怖とを背景として読まなければ
了解
(
わか
)
らない、聖書を単に道徳の書と見て其
言辞
(
ことば
)
は意味を為さない、聖書は旧約と新約とに分れて神の約束の書である
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
平常
(
つね
)
は道理がよく
了解
(
わか
)
る人では無いか、氣を靜めて考へ直して呉れ、植村の事は今更取かへされぬ事であるから、跡でも懇に
吊
(
ともら
)
つて遣れば、お前が手づから
香花
(
かうはな
)
でも手向れば
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
元来老先生といえども人並の性情を有っておるから
了解
(
わか
)
ることは能く了解る人である。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
追ってパラメントヒルへ出掛けた事といい、私には何が何だか
薩張
(
さっぱ
)
り
了解
(
わか
)
りません
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
▼ もっと見る
菩提樹の実の
珠数
(
ずゞ
)
繰りながら十兵衞が埓なき述懐に耳を傾け居られし上人、十兵衞が頭を下ぐるを制しとゞめて、
了解
(
わか
)
りました、能く合点が行きました、あゝ殊勝な心掛を持つて居らるゝ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
平常
(
つね
)
は道理がよく
了解
(
わか
)
る人では無いか、気を静めて考へ直してくれ、植村の事は今更取かへされぬ事であるから、跡でも
懇
(
ねんごろ
)
に
吊
(
ともら
)
つて遣れば、お前が手づから
香花
(
かうはな
)
でも
手向
(
たむけ
)
れば
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
この
漢
(
をとこ
)
と
比
(
くらべ
)
て
見
(
み
)
ると
流石
(
さすが
)
のブリダアの
市人
(
まちびと
)
も
餘程
(
よほど
)
の
勤勉
(
きんべん
)
の
民
(
たみ
)
と
言
(
い
)
はんければならない、
何
(
な
)
にしろラクダルの
豪
(
えら
)
い
證據
(
しようこ
)
は『
怠惰屋
(
なまけや
)
』といふ
一個
(
ひとつ
)
の
屋號
(
やがう
)
を
作
(
つく
)
つて
了
(
しま
)
つたのでも
了解
(
わか
)
る、
綉工
(
ぬひはくや
)
とか
珈琲屋
(
かうひいや
)
とか
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
門口
(
かどぐち
)
まで送り、母なる人が
一寸
(
ちょっ
)
と上って茶を飲めと勧めたを辞し自宅へと帰路に
就
(
つ
)
きましたが、或
難
(
むずかし
)
い
謎
(
なぞ
)
をかけられ、それを解くと自分の運命の悲痛が
悉
(
ことごと
)
く
了解
(
わか
)
りでもするといったような心持がして
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
その先は詳わしく言わないでも
了解
(
わか
)
りましょう。
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“了解”の解説
了解(りょうかい、独:Verstehen、英:Understanding)とは、歴史や文化形象に向かう自己を自己限定する行為を指す哲学概念であり、ディルタイによって導入された。
(出典:Wikipedia)
了
常用漢字
中学
部首:⼅
2画
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
“了”で始まる語句
了
了簡
了見
了現
了簡方
了然
了阿
了知
了哲
了庵