トップ
>
上方
>
うえ
ふりがな文庫
“
上方
(
うえ
)” の例文
そして
何処
(
どこ
)
やらに
唐風
(
からふう
)
なところがあります。
先
(
ま
)
ずその
御門
(
ごもん
)
でございますが、
屋根
(
やね
)
は
両端
(
りょうたん
)
が
上方
(
うえ
)
にしゃくれて、
大
(
たい
)
そう
光沢
(
つや
)
のある、
大型
(
おおがた
)
の
立派
(
りっぱ
)
な
瓦
(
かわら
)
で
葺
(
ふ
)
いてあります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
私
(
わたくし
)
は
覚
(
おぼ
)
えず
坐席
(
ざせき
)
から
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
って、
呆
(
あき
)
れて
上方
(
うえ
)
を
見上
(
みあ
)
げましたが、その
時
(
とき
)
はモー
天狗
(
てんぐ
)
さんの
姿
(
すがた
)
が
頂辺
(
てっぺん
)
の
枝
(
えだ
)
の
茂
(
しげ
)
みの
中
(
なか
)
に
隠
(
かく
)
れて
了
(
しま
)
って、どこに
居
(
い
)
るやら
判
(
わか
)
らなくなって
居
(
い
)
ました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
御殿
(
ごてん
)
の
玄関
(
げんかん
)
は
黒塗
(
くろぬり
)
りの
大
(
おお
)
きな
式台
(
しきだい
)
造
(
づく
)
り、そして
上方
(
うえ
)
の
庇
(
ひさし
)
、
柱
(
はしら
)
、
長押
(
なげし
)
などは
皆
(
みな
)
眼
(
め
)
のさめるような
丹塗
(
にぬ
)
り、
又
(
また
)
壁
(
かべ
)
は
白塗
(
しろぬ
)
りでございますから、すべての
配合
(
はいごう
)
がいかにも
華美
(
はで
)
で、
明朗
(
ほがらか
)
で
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“上方”の意味
《名詞》
上 方(じょうほう)
上の方。
(出典:Wiktionary)
“上方”の解説
上方(かみがた、かみかた)は、主に江戸時代に京都や大坂を始めとする五畿内を呼んだ名称である。京都のみを指す場合や、畿内を始めとする近畿地方一帯を指す場合もあった。
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“上方”で始まる語句
上方訛
上方唄
上方者
上方風
上方辺
上方筋
上方路
上方勢
上方女
上方産