“両端”のいろいろな読み方と例文
旧字:兩端
読み方(ふりがな)割合
りょうはし48.0%
りょうたん28.0%
りょうはじ24.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“両端”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗13.3%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)5.3%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その唇の両端りょうはしにあたる筋肉が声に出ない言葉の符号シンボルのごとくかすかに顫動せんどうするのを見た。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのとき、一ツ杖の両端りょうはしを持ち合っていた母の手が、しッ……と言葉代りに動いて、覚一の口をつぐませた。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上は白金巾しろかなきんで包んで、細い杉丸太を通した両端りょうたんを、水でも一荷いっか頼まれたように、容赦なくかついでいる。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼等は死骸と一緒に別間べつまに去った人々のあとに残って、長持の両端りょうたんから、蓋の裏に現れた影の様なものに異様な凝視をつづけていた。
お勢登場 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
もとの記憶には産土のわきを円曲えんきょくに曲がって、両端りょうはじには青い草がきれいにあざみやたんぽぽの花など咲いていた。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
水の上に差し出された両端りょうはじを支える二本の棚柱たなばしらは池の中に埋まっていた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)