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草樹
ふりがな文庫
“草樹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くさき
75.0%
さうじゆ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさき
(逆引き)
断崖
(
きりぎし
)
に
突当
(
つきあた
)
りますやら、
流
(
ながれ
)
に岩が飛びましたり、大木の倒れたので
行
(
ゆ
)
く
前
(
さき
)
が
塞
(
ふさが
)
ったり、その間には
草樹
(
くさき
)
の多いほど、毒虫もむらむらして、どんなに難儀でございましょう。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其處
(
そこ
)
で
訊
(
たづ
)
ねまして、はじめて、
故郷
(
ふるさと
)
は
然
(
さ
)
まで
遠
(
とほ
)
くない、
四五十里
(
しごじふり
)
だと
云
(
い
)
ふのが
分
(
わか
)
つて、それから、
釵
(
かんざし
)
を
賣
(
う
)
り、
帶
(
おび
)
を
賣
(
う
)
つて、
草樹
(
くさき
)
をしるべに、
漸
(
や
)
つと
日
(
ひ
)
をかさねて
歸
(
かへ
)
つたのでございます。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
草樹(くさき)の例文をもっと
(3作品)
見る
さうじゆ
(逆引き)
嘗
(
かつ
)
て
河陽
(
かやう
)
の
金谷
(
きんこく
)
に
別莊
(
べつさう
)
を
營
(
いとな
)
むや、
花果
(
くわくわ
)
、
草樹
(
さうじゆ
)
、
異類
(
いるゐ
)
の
禽獸
(
きんじう
)
一
(
ひとつ
)
としてあらざるものなし。
時
(
とき
)
に
武帝
(
ぶてい
)
の
舅
(
しうと
)
に
王鎧
(
わうがい
)
と
云
(
い
)
へるものあり。
驕奢
(
けうしや
)
を
石崇
(
せきそう
)
と
相競
(
あひきそ
)
ふ。
鎧
(
がい
)
飴
(
あめ
)
を
以
(
もつ
)
て
釜
(
かま
)
を
塗
(
ぬ
)
れば、
崇
(
そう
)
は
蝋
(
らふ
)
を
以
(
もつ
)
て
薪
(
たきゞ
)
とす。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
草樹(さうじゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
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泉鏡花