“相競”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいきそ50.0%
あひきそ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
莞爾かんじとしながら深編笠片手にしたままで、剣風けんぷう相競あいきそう間をずいずいと押し進みました。まことに胆力凄絶、威嚇ぶりのその鮮かさ!——まるで対手は手も出ないのです。
かつ河陽かやう金谷きんこく別莊べつさういとなむや、花果くわくわ草樹さうじゆ異類いるゐ禽獸きんじうひとつとしてあらざるものなし。とき武帝ぶていしうと王鎧わうがいへるものあり。驕奢けうしや石崇せきそう相競あひきそふ。がいあめもつかまれば、そうらふもつたきゞとす。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)