“わつち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
16.7%
我等16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わつちアおめえにりんびやうおこつてもぢきなほ禁厭まじなひをしへてらう、なはを持つてな、ぢきなほらア。主人「はてな…へえゝ。弥「痳病りんびやう尋常じんじやう)になわにかゝれとふのだ。 ...
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
たれもよくいふ口ですが気の長いわけさね 或一人あるひとり嘲笑あざわらひますとまた或一人あるひとりがさうでねえ、あれで一日いちにち何両なんりやうといふものになる事があるわつちうちそば鰻捺うなぎかぎはめかけを置いてますぜと
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
御聞なされたのだらう四里八町どころ此堤このどてわづか二里半しかありません今から急いでゆかば必らずあかりのつく時分にはこう宿じゆくへ參りやす我等わつちどもはほんの酒代さかてだけにて何にもかまはず二里半三百文でゆきませう其代り少しもたてずに急ぐから何卒どうぞ御乘おのりなすつて下せい三百文ならあと彼是かれこれ酒代さかてなどは御誣頼おねだり申しは致しやせんと駕籠舁かごかきどもは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)