“御誣頼”の読み方と例文
読み方割合
おねだり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御聞なされたのだらう四里八町どころ此堤このどてわづか二里半しかありません今から急いでゆかば必らずあかりのつく時分にはこう宿じゆくへ參りやす我等わつちどもはほんの酒代さかてだけにて何にもかまはず二里半三百文でゆきませう其代り少しもたてずに急ぐから何卒どうぞ御乘おのりなすつて下せい三百文ならあと彼是かれこれ酒代さかてなどは御誣頼おねだり申しは致しやせんと駕籠舁かごかきどもは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)