“れいきやく”の漢字の書き方と例文
語句割合
冷却100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腦髓なうずゐや、視官しくわん言語げんご自覺じかく天才てんさいなどは、つひにはみな土中どちゆうはひつてしまつて、やが地殼ちかくとも冷却れいきやくし、何百萬年なんびやくまんねんながあひだ地球ちきうと一しよ意味いみもなく、目的もくてきまはくやうになるとなれば
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
もし鎔融状ようゆうじようのまゝのものが地上ちじようちるさい、ある程度ていど冷却れいきやくしてゐたならば、空中旅行中くうちゆうりよこうちゆう回轉運動かいてんうんどうのためにつたかたち維持いじし、そのまゝ、つむがた鰹節形かつぶしがた皿形樣さらがたよう火山彈かざんだんとなり
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
冷却れいきやくしてのち飛散ひさんするとすれば、高尚かうしやうなるほとんかみごと智力ちりよくそなへたる人間にんげんを、虚無きよむより造出つくりだすの必要ひつえうはない。さうしてあたかあざけるがごとくに、またひと粘土ねんどくわする必要ひつえうい。あゝ物質ぶつしつ新陳代謝しんちんたいしやよ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)