“虚無”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょむ40.0%
ニヒル26.7%
きよむ20.0%
こむ6.7%
むなしき6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在に対する虚無の思想は、今尚氏を去りません。し、氏は信仰を得て「永遠の生命」に対する希望を持つになりました。
虚無などと簡単に片づけられそうもないんです。あのトカトントンの幻聴は、虚無をさえ打ちこわしてしまうのです。
トカトントン (新字新仮名) / 太宰治(著)
曙色薔薇の花、「時」の色「」の色を浮べて、獅身女面獸微笑を思はせる暗色薔薇の花、虚無に向つて開いた笑顏、その嘘つきの所が今に好きになりさうだ、僞善の花よ、無言の花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
忠太郎 (母と妹の方へ、虚無の心になって寄ってゆく)
瞼の母 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
Vanitati creatura subjecta est etiam nolens. ——「造られたるものの虚無に服せしは、が願によるにあらず、服せしめひし者によるなり。」
人生論ノート (新字新仮名) / 三木清(著)