“きよむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虚無80.0%
虚夢20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太史公たいしこういはく、老子らうしたつとところみちは、(一二二)虚無きよむにして因應いんおうし、無爲むゐ變化へんくわす、ゆゑ著書ちよしよ(一二三)辭稱じしよう微妙びめうにしてがたし。莊子さうじ(一二四)道徳だうとくさんじて放論はうろんす、えうまたこれ自然しぜんせり。
電線も二本にせものの虚無きよむのなかから光つてゐるし
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
四ツにわけ一に現夢げんむ二に虚夢きよむ三に靈夢れいむ四に心夢しんむとす現夢げんむとはうつゝまぼろしのごとく見ゆるをいふ虚夢きよむとは心魂しんこんつかれよりして種々しゆ/″\樣々さま/″\の事を見るをいふ靈夢れいむとは神靈しんれい佛菩薩ぶつぼさつ御告おんつげをかうむるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)