“りゆうこう”の漢字の書き方と例文
カタカナ:リユウコウ
語句割合
流行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞみなあまり仲間なかまづきあひがさかんにおこなはれたゝめに、うたは、おたがひによい影響えいきようばかりでなく、わるい流行りゆうこうおこすことになりました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この模樣もようはまづ日本につぽんにしかられないもので、古墳こふん内部ないぶやその品物しなものにもよくつけてあるのですが、あまめづらしいので近頃ちかごろ西洋せいようあたりで流行りゆうこうする模樣もようかとおもひとがあるくらゐです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
だがこのひとうた全體ぜんたいに、かならずしも世間せけんでいふようなものばかりでなく、やはり當時とうじ流行りゆうこうの、はでなこせ/\したものもないではありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
そのうちもつとふるくからあつたのは圓塚まるづか、そのぎに出來できたのが前方後圓ぜんぽうこうえん、それから最後さいご流行りゆうこうしてたのは四角塚しかくづかでありますが、この前方後圓ぜんぽうこうえん四角しかくかたちはやがてすたれてしまつて、奈良朝時代ならちようじだいからは
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
こんなすぐれたうたが、しかも非常ひじようたふと方々かた/″\のおさくてゐるにかゝはらず、世間せけん流行りゆうこうは、爲方しかたのないもので、だん/\、わるほうへ/\とかたむきました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)