“ばやり”の漢字の書き方と例文
語句割合
流行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
維新以来ほとほと絶頂に達したかと思われるほど上下の人の心を酔わせるような西洋流行ばやりを考えると、心も柔らかく感じやすい年ごろの和助に洋学させることは、彼にとっては大きな冒険であった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「ウム、完全完全の看板流行ばやりだわい」
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
鹿の子流行ばやりである。帯かたもとか、その鹿の子の端が、さっきからちらと見えていたが、母親に大声で笑われると、お次は
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)