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みたち
ふりがな文庫
“みたち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ミタチ
語句
割合
御館
53.8%
御立
15.4%
館
7.7%
舘
7.7%
三太刀
7.7%
御太刀
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御館
(逆引き)
京都に於て、当時第一の名門であつた、
比野大納言資治卿
(
ひのだいなごんやすはるきょう
)
(仮)の
御館
(
みたち
)
の内に、
一日
(
あるひ
)
偶
(
ふ
)
と
人妖
(
じんよう
)
に
斉
(
ひと
)
しい奇怪なる事が起つた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
みたち(御館)の例文をもっと
(7作品)
見る
御立
(逆引き)
「
御立
(
みたち
)
せし島を見るとき
行潦
(
にはたづみ
)
ながるる涙止めぞかねつる」(巻二・一七八)ぐらいに行くのが寧ろ歌調としての本格であるのに、此歌は其処までも行っていない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
みたち(御立)の例文をもっと
(2作品)
見る
館
(逆引き)
近江の
二六
佐々木氏綱
(
ささきうぢつな
)
に
密
(
みそか
)
の
使
(
つかひ
)
にえらばれて、かの
館
(
みたち
)
にとどまるうち、
前
(
さき
)
の城主
二七
尼子経久
(
あまこつねひさ
)
、
二八
山中
党
(
たう
)
をかたらひて、
二九
大
三十日
(
みそか
)
の夜
三〇
不慮
(
すずろ
)
に城を乗りとりしかば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
此年
(
ことし
)
二三
享徳
(
きやうとく
)
の夏、
二四
鎌倉の
御所
(
ごしよ
)
成氏朝臣
(
しげうぢあそん
)
、
二五
管領
(
くわんれい
)
の
上杉
(
うへすぎ
)
と御中
放
(
さ
)
けて、
館
(
みたち
)
兵
(
ひやう
)
火に跡なく滅びければ、御所は
二六
総州
(
そうしう
)
の御
味方
(
みかた
)
へ落ちさせ給ふより、関の東
忽
(
たちま
)
ちに乱れて
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
みたち(館)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
舘
(逆引き)
武士らこれをとりもたせて、怪しかりつる事どもを
詳
(
つばら
)
に訴ふ。助も大宮司も
妖怪
(
もののけ
)
のなせる事をさとりて、豊雄を
責
(
さいな
)
む事をゆるくす。されど
二〇九
当罪
(
おもてつみ
)
免
(
まぬが
)
れず、
守
(
かみ
)
の
舘
(
みたち
)
にわたされて
牢裏
(
らうり
)
に
繋
(
つな
)
がる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
太郎、夜の明くるを待ちて、大宮司の
舘
(
みたち
)
に来り、しかじかのよしを申し出でて、此の太刀を見せ奉るに、大宮司驚きて、是なん
大臣殿
(
おほいどの
)
の
献
(
たてまつり
)
物なりといふに、助聞き給ひて、
猶
(
なほ
)
失
(
う
)
せし物問ひあきらめん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
みたち(舘)の例文をもっと
(1作品)
見る
三太刀
(逆引き)
信玄は八幡社の東方附近に、他の諸隊はこの左右前後に陣す。この位置は今
三太刀
(
みたち
)
七太刀と称せられていると云う。信玄の傍には諏訪神号旗と孫子の旗がひるがえっている。
川中島合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
みたち(三太刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
御太刀
(逆引き)
主上には、ことのほか、ごきげん
麗
(
うるわ
)
しく、御酒をたまわり、また一ト振りの
御太刀
(
みたち
)
をも正成へ下された。いや正成一個にとどまらず、すべてわが一族へふかいお
恃
(
たの
)
みを
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みたち(御太刀)の例文をもっと
(1作品)
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