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御立
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みたち
ふりがな文庫
“
御立
(
みたち
)” の例文
或る時天皇、近つ
淡海
(
あふみ
)
の國
一
に越え幸でましし時、
宇遲野
(
うぢの
)
二
の上に
御立
(
みたち
)
して、
葛野
(
かづの
)
三
を
望
(
みさ
)
けまして、歌よみしたまひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
「
御立
(
みたち
)
せし島を見るとき
行潦
(
にはたづみ
)
ながるる涙止めぞかねつる」(巻二・一七八)ぐらいに行くのが寧ろ歌調としての本格であるのに、此歌は其処までも行っていない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「島の宮
上
(
うへ
)
の池なる放ち鳥荒びな行きそ君
坐
(
ま
)
さずとも」(巻二・一七二)、「
御立
(
みたち
)
せし島をも家と住む鳥も荒びなゆきそ年かはるまで」(同・一八〇)など、内容は類似しているけれども
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ここに天皇、その大后のませる殿戸に
御立
(
みたち
)
したまひて、歌よみしたまひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“御立”で始まる語句
御立腹
御立寄
御立派
御立座
御立野
御立会
御立命
御立帰
御立會
御立歸