トップ
>
舘
>
みたち
ふりがな文庫
“
舘
(
みたち
)” の例文
武士らこれをとりもたせて、怪しかりつる事どもを
詳
(
つばら
)
に訴ふ。助も大宮司も
妖怪
(
もののけ
)
のなせる事をさとりて、豊雄を
責
(
さいな
)
む事をゆるくす。されど
二〇九
当罪
(
おもてつみ
)
免
(
まぬが
)
れず、
守
(
かみ
)
の
舘
(
みたち
)
にわたされて
牢裏
(
らうり
)
に
繋
(
つな
)
がる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
太郎、夜の明くるを待ちて、大宮司の
舘
(
みたち
)
に来り、しかじかのよしを申し出でて、此の太刀を見せ奉るに、大宮司驚きて、是なん
大臣殿
(
おほいどの
)
の
献
(
たてまつり
)
物なりといふに、助聞き給ひて、
猶
(
なほ
)
失
(
う
)
せし物問ひあきらめん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
舘
漢検準1級
部首:⾆
16画
“舘”を含む語句
錦輝舘
商舘
小舘
平舘
御舘
新舘
渡島國凾舘住吉町
田中舘
紅葉舘
角舘