“へんしよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
變色60.0%
変色40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トランプのハートの黒い變色(へんしよく)
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
後(うしろ)の林(はやし)の稍(やゝ)俛首(うなだ)れた竹(たけ)の外側(そとがは)がぐるりと燒(や)かれて變色(へんしよく)して居(ゐ)たのが彼(かれ)の目(め)に映(えい)じた。それと共(とも)に彼(かれ)は隣(となり)の森(もり)の中(なか)の群集(ぐんしふ)の囂々(がう/\)と騷(さわ)ぐのを耳(みゝ)にして自分(じぶん)が今(いま)何(なん)の爲(ため)に疾走(しつそう)して來(き)たかを心(こゝろ)づいた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
忽(たちま)ち燈(ともしび)の光の消えて行(ゆ)くやうにあたりは全体に薄暗(うすぐら)く灰色に変色(へんしよく)して来て、満ち来(く)る夕汐(ゆふしほ)の上を滑(すべ)つて行(ゆ)く荷船(にぶね)の帆(ほ)のみが真白(まつしろ)く際立(きはだ)つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
若(も)し又惣(すべ)ての文学者(ぶんがくしや)を一時(いちじ)に殺戮(さつりく)すれば其死屍(しゝ)は以て日本海(につぽんかい)を埋(うづ)むべく其血(ち)は以て太平洋(たいへいよう)を変色(へんしよく)せしむべし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)