“へんがへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
變替25.0%
変改12.5%
變更12.5%
変換12.5%
変易12.5%
変更12.5%
變換12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御頼み申すと云にぞお勇は彌々いよ/\にのり然樣さうならば先方むかうはなしてウンと云時は御變替へんがへなりません其所そこを御承知で御座りますかとねんおせば重四郎何が扨武士に二ごんは御座りませんと云ふにぞお勇はそれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「いつたん出来てしまつたこたあ、どうもしやうがねえだよ。変改へんがへするつてことあ、おら大嫌えだで!」
一旦とりきめたこたあ金輪際、変改へんがへするやうなこたあしねえよ。だが、あのチェレヸークのおやぢには良心つてものがねえんだ、半文がとこもねえんだ。約束はしても、気が変るんだ……。
變更へんがへす可きに然なくてその當人なる我耳わがみゝへはすこしも入ず和郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
變更へんがへするとは物の不思議と思つてゐたが此咄このはなしでやう/\もとわかつたり然ども醫師といふ奴が態々わざ/\彼所かしこへ行しうへあらぬことさへならべしはどうかんがへても合點がてんゆかずモシ小僧どん其醫師の年齡としごろ恰好かつかうその他に是ぞと云ふ目印はハイ登時そのとき吾儕わたしは家にゐたゆゑお茶も出たり話にも聞惚きゝほれよく/\見ましたが年の頃は二十七八まる顏にして色黒くはな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
して置いて、今更変換へんがへ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
気の毒な思をしてお前との約束を変易へんがへするのも、私たちが一人娘をよそへ遣つて了ふのも、究竟つまりは銘々の為に行末好かれと思ふより外は無いのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
しろむちしめしていはく、変更へんがへ罷成まかりならぬ、御身等おんみら処女むすめなにおもふ、海老茶えびちやではないのだと。
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その後人を變へて再三の申込であつたが、一度お斷り申した上は、金輪際變換へんがへすることではない