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ひとか
ふりがな文庫
“ひとか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
人買
30.0%
一噛
20.0%
人香
20.0%
一噬
10.0%
一掻
10.0%
人耶
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人買
(逆引き)
「さあ、これから
二人
(
ふたり
)
が、
人買
(
ひとか
)
い
船
(
ぶね
)
に
乗
(
の
)
せられて
沖
(
おき
)
の
島
(
しま
)
へやられるところ、もっと
先
(
さき
)
までいくと
見
(
み
)
せますよ。さあ、いっしょにおいでなさい。」と、おじいさんは
屋台
(
やたい
)
をかついで
子供の時分の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ひとか(人買)の例文をもっと
(3作品)
見る
一噛
(逆引き)
が、
饑
(
う
)
えた動物ほど、忠勇
無双
(
むそう
)
の兵卒の資格を具えているものはないはずである。彼等は皆あらしのように、逃げまわる鬼を追いまわした。犬はただ
一噛
(
ひとか
)
みに鬼の若者を噛み殺した。
桃太郎
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ひとか(一噛)の例文をもっと
(2作品)
見る
人香
(逆引き)
彼の
出
(
い
)
でて帰らざる恋しさに
堪
(
た
)
へかねたる
夕
(
ゆふべ
)
、宮はその机に
倚
(
よ
)
りて思ひ、その
衣
(
きぬ
)
の
人香
(
ひとか
)
を
嗅
(
か
)
ぎて
悶
(
もだ
)
え、その写真に
頬摩
(
ほほずり
)
して
憧
(
あくが
)
れ、彼
若
(
も
)
し
己
(
おのれ
)
を
容
(
い
)
れて、ここに優き
便
(
たより
)
をだに
聞
(
きか
)
せなば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひとか(人香)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
一噬
(逆引き)
阿那
(
あな
)
、有難や
感謝
(
かたじけな
)
や。此処にて逢ひしは天の恵みなり。
将
(
いで
)
一噬
(
ひとか
)
みに……
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ひとか(一噬)の例文をもっと
(1作品)
見る
一掻
(逆引き)
光沢
(
つや
)
のある、長い安寿の髪が、鋭い鎌の
一掻
(
ひとか
)
きにさっくり切れた。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひとか(一掻)の例文をもっと
(1作品)
見る
人耶
(逆引き)
およそ
北京
(
ほくけい
)
山東
(
さんとう
)
の
尼姑
(
にこ
)
は
尽
(
ことごと
)
く逮捕して京に上せ、厳重に
勘問
(
かんもん
)
し、
終
(
つい
)
に天下の尼姑という尼姑を
逮
(
とら
)
うるに至りしが、得る
能
(
あた
)
わずして
止
(
や
)
み、遂に後の史家をして、
妖耶
(
ようか
)
人耶
(
ひとか
)
、
吾
(
われ
)
之
(
これ
)
を知らず
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ひとか(人耶)の例文をもっと
(1作品)
見る
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