“とびかゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飛蒐66.7%
飛掛22.2%
飛懸11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切下(きりさげ)られあつと玉ぎる一聲と共に落せし提灯の發(ぱつ)と燃立(もえたつ)其明(あか)りに見れば兄なる長庵が坊主天窓(ばうずあたま)へ頬冠(ほゝかぶ)り浴衣(ゆかた)の尻(しり)を引(ひつ)からげ顏を背(そむ)けて其場に彳(たゝず)み持たる脇差(わきざし)取直し再度(ふたゝび)斯(かう)よと飛蒐(とびかゝ)るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
牙(きば)を鳴(な)らして此方(こなた)を睨(にら)んで居(を)つたが、それも僅(わづ)かの間(あひだ)で、獅子(しゝ)は百獸(ひやくじう)の王(わう)と呼(よ)ばるゝ程(ほど)あつて、極(きわ)めて猛勇(まうゆう)なる動物(どうぶつ)で、此時(このとき)一聲(いつせい)高(たか)く叫(さけ)んで、三頭(さんとう)四頭(しとう)鬣(たてがみ)を鳴(な)らして鐵車(てつしや)に飛掛(とびかゝ)つて來(き)た。
知ざるは人間(にんげん)にあらずといふ儘に引捕(ひつとらへ)ければ三吉は大に驚き逃出(にげいだ)さんとする所を肥前の小猿飛懸(とびかゝ)りて拔打(ぬきうち)に右の腕を打落すに雲切仁左衞門は大脇差(おほわきざし)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
盜み出さんとする處(ところ)に主人(あるじ)九郎右衞門は目を覺(さま)しヤレ泥坊(どろばう)と聲を立しかば盜賊は吃驚(びつくり)なし用箪笥(ようだんす)を抱(かゝ)へて逃出(にげいで)んとするを九郎右衞門飛懸(とびかゝ)り遁(のが)さじものをと押へるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)