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としふ
ふりがな文庫
“としふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
年経
54.5%
年古
27.3%
年經
9.1%
歳経
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年経
(逆引き)
この江は、水あくまで
碧
(
あお
)
く、両岸には桃の樹が多く茂っている。
年経
(
としふ
)
れば葉は河水に落ちて、一種の毒水を
醸
(
かも
)
し、その水を旅人が呑めば甚だしく下痢を病む。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
としふ(年経)の例文をもっと
(6作品)
見る
年古
(逆引き)
年古
(
としふ
)
りた杉の柱廊が続いた。冷たい山気が
沁
(
し
)
みて来た。魔女の
跨
(
またが
)
った
箒
(
ほうき
)
のように、自動車は私を高い空へ運んだ。いったいどこまでゆこうとするのだろう。峠の
隧道
(
すいどう
)
を出るともう半島の南である。
冬の蠅
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
としふ(年古)の例文をもっと
(3作品)
見る
年經
(逆引き)
傍
(
かたへ
)
に一
本
(
ぽん
)
、
榎
(
えのき
)
を
植
(
う
)
ゆ、
年經
(
としふ
)
る
大樹
(
たいじゆ
)
鬱蒼
(
うつさう
)
と
繁茂
(
しげ
)
りて、
晝
(
ひる
)
も
梟
(
ふくろふ
)
の
威
(
ゐ
)
を
扶
(
たす
)
けて
鴉
(
からす
)
に
塒
(
ねぐら
)
を
貸
(
か
)
さず、
夜陰
(
やいん
)
人
(
ひと
)
靜
(
しづ
)
まりて
一陣
(
いちぢん
)
の
風
(
かぜ
)
枝
(
えだ
)
を
拂
(
はら
)
へば、
愁然
(
しうぜん
)
たる
聲
(
こゑ
)
ありておうおうと
唸
(
うめ
)
くが
如
(
ごと
)
し。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
としふ(年經)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
歳経
(逆引き)
この乱流の間に
横
(
よこた
)
はりて高さ二丈に余り、その
頂
(
いただき
)
は
平
(
たひらか
)
に
濶
(
ひろが
)
りて、
寛
(
ゆたか
)
に百人を立たしむべき
大磐石
(
だいばんじやく
)
、風雨に
歳経
(
としふ
)
る
膚
(
はだへ
)
は
死灰
(
しかい
)
の色を成して、
鱗
(
うろこ
)
も添はず、毛も生ひざれど、
状
(
かたち
)
可恐
(
おそろ
)
しげに
蹲
(
うづくま
)
りて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
としふ(歳経)の例文をもっと
(1作品)
見る
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