“ちょうせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
挑戦40.0%
朝鮮32.5%
貂蝉7.5%
張千2.5%
長閃2.5%
兆占2.5%
張先2.5%
張薦2.5%
腸腺2.5%
趙顓2.5%
長川2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ショーペンハウエル的厭人えんじん感のニヒリズムから、毒々しい挑戦ちょうせん的の態度に於て、浪漫派の感傷的なる愛や人道主義やを、梅毒のように不潔視した。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
ある夏の日、笠をかぶった僧が二人ふたり朝鮮ちょうせん平安南道へいあんなんどう竜岡郡りゅうこうぐん桐隅里とうぐうり田舎道いなかみちを歩いていた。この二人はただの雲水うんすいではない。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「今、おまえは、わしの眼をぬすんで、貂蝉ちょうせんへたわむれようとしたな。——わしの寵姫ちょうきへ、みだらなことをしかけようとしたろう」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
李万りまん張千ちょうせんも仰天して、宋江の首枷くびかせなどは手にかかえ、窓を破ってころげ出した。あとはしばらく無我夢中といっていい三つの影。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
護送の端公たんこう(小役人)は李万りまん張千ちょうせんという二人の男。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白蛇長閃ちょうせんしてよく乾雲をたたきかえした新刀の剛武蔵太郎安国、流された左膳が、ツツツツ——ウッ! 思わずたたら足、土煙をあげて前のめりに泳いで来るところを!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
長閃ちょうせん! 月光に躍る白蛇のごとき一刃、突如として伸びきたると見るまに!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
第四種(卜筮ぼくぜい編)易筮えきぜい亀卜きぼく銭卜ぜにうら歌卜うたうら太占ふとまに口占くちうら辻占つじうら兆占ちょうせん夢占ゆめうら御鬮みくじ神籤みくじ
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
だが、配下の勇士張先ちょうせんが、まっ先に曹操の部下許褚きょちょに討たれたのを始めとして、一敗地にまみれてしまい、口ほどもなくまたたちまちみだれ合って、宛城のうちへ逃げこんでしまった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
祖父の張薦ちょうせんも有名の人物で、張薦はかの『遊仙窟ゆうせんくつ』や『朝野僉載ちょうやせんさい』を書いた張文成ぶんせいの孫にあたるように聞いて居ります。
ぐんをなして腸腺ちょうせんつらぬき、これを破壊して血管と腹膜に侵入し、そこに瓦斯がすを発生して、組織を液体化する醗酵素はっこうそを分泌するのだが、この発生瓦斯の膨脹力は驚くべきものであって
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
趙顓ちょうせんの妻になっている温の姉などは、弟のために要路に懇請したが、何の甲斐かいもなかった。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
吾輩と津川五郎子とは、百鯨ひゃくげい長川ちょうせんを吸うがごとくガブガブ金性水を飲み、太鼓のように膨れた水腹を抱えて胸突き八丁を登って行く。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)