“ヨボ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:よぼ
語句割合
鮮人66.7%
朝鮮33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鮮人ヨボとさげすまれながら、異国で苦労するよりは、ほんとはこういう故郷で暮したいのだろうに……。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
「まあ内地で云えば大きくした焼鳥屋とでも云いますかな。あのくだらない鮮人ヨボ連中から解放されたすがすがしい気持で、一つ朝鮮の酒でも嘗めてみませんか。全く大変でしたね」
天馬 (新字新仮名) / 金史良(著)
「そうですよ、あの連中が一流どころですよ」と、せっかちになって先の男は事実をいつわるのだった。「今度鮮人ヨボ連中の作品が内地語で翻訳されたのを読んで私は先ず安心しましたね。 ...
天馬 (新字新仮名) / 金史良(著)
「おい、その鮮人ヨボ、こっちへ来い」
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
……ナアンダ朝鮮ヨボ公か……コンナ処まで浮かれて来るなんて呑気な奴も在るもんだ。アッチへ行け。何も無いオブソ何も無いオブソ
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)