“たふと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タフト
語句割合
44.1%
33.9%
11.9%
3.4%
1.7%
1.7%
神聖1.7%
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(是等の戰ひにトルクァート、己が蓬髮おどろのかみちなみて名を呼ばれたるクインツィオ、及びデーチとファービとはわが悦びていたたふとほまれを得たり)
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
人は理想あるが故にたふとかるべし、もし実在の仮偽なる境遇に満足し了る事を得るものならば、吾人は人間の霊なる価直かちを知るに苦しむなり。
一種の攘夷思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
試みに之を歴史に徴すれば述而不作、信じていにしへを好みし儒教に次で起りしものは即ち黄老くわうらうの教也。東漢名節をたふとび三国功業を重んぜし後は即ち南北二朝の清談也。
凡神的唯心的傾向に就て (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
秀頼が五歳のときに書きし文字いまに残りてわれもたふと
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
是を以て賢をたふとぶ、宗祀嚴父す、是を以て鬼をたふとぶ、四時に順つて行ふ、是を以て命を非とす、孝を以て天下にしめす、是を以て同を上ぶ、と云つてゐるのは
墨子 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
是を以て賢をたふとぶ、宗祀嚴父す、是を以て鬼をたふとぶ、四時に順つて行ふ、是を以て命を非とす、孝を以て天下にしめす、是を以て同を上ぶ、と云つてゐるのは
墨子 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
神聖たふとことば二人ふたりむすはしてくだされば、こひほろぼため此身このみ如何樣どのやうにならうとまゝ。つまぶことさへかなへば、心殘こゝろのこりはない。
一九〇 佛と法と僧とに歸依し、正慧を以て四のたふとまことを觀察し
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)