“しやうばいにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
商売人40.0%
商買人20.0%
商賣人20.0%
専門家20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大層たいそう感心かんしんしましてじつ恐入おそれいつたものだ、中々なか/\アヽところ商売人しやうばいにんだつて容易よういくもんぢやアないとひました、何卒どうぞ打出はねましたらと三がいらつしやいまして
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
相手あいてのおかく平氣へいきなもの、おもしろ可笑をかしくわたるにとがめるひとなく美事みごと繁昌はんじやうしてまする、あれをおもふに商買人しやうばいにんの一とく、だまされたは此方こちらつみかんがへたとてはじまることではござんせぬ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
諸外國しよぐわいこく事情じじやうこと/″\あたまなかれてかんがへなければならぬのであつて、もつと見通みとほしのにくいものである。それでつね商賣人しやうばいにんるゐきたすものである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
殊に旦那と一緒に暫らく欧羅巴にらしつたから、毛唐の言葉も達者で黄鳥うぐひすのやうな声でベラ/\お咄しなさる。其上に音楽なりものがお上手で、ピアノとかは専門家しやうばいにんに負けないお伎倆うでまへださうだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)