“しじう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
始終94.7%
終始5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元二げんじは、えず、うたを、はだへてつてて、ひとにつくやうに、つかないやうに、ちら/\としては始終しじうぢつる。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
目懸惡漢共に付込れし所僥倖さいはひ貴公樣あなたさま御庇蔭おかげを以て一命を無難に助かり候事呉々有難く候と涙を流してかたりければ旅の武士は始終しじう樣子やうす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見ねば戻らぬ樣にかせはたまいあらさずに骨體ほねみくだいてはたらきても火災くわさいの難に水旱すゐかんの難儀が終始しじう付てまは追々おひ/\かさ年貢ねんぐ未進みしん今年ことしは何でもをさむべしと村役人衆むらやくにんしうより度々の催促さいそく其處そこ色々いろ/\工面くめんも仕たが外に仕方の有ざれば所詮しよせん我内わがうちには居られぬなり此上は我四五年のあひだ何國いづくへなりとも身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)