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未進
ふりがな文庫
“未進”の読み方と例文
読み方
割合
みしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みしん
(逆引き)
拭
(
ぬぐ
)
ひ私し弟十兵衞事は三州藤川在岩井村の百姓にて
豫々
(
かね/″\
)
正直者
(
しやうぢきもの
)
に候へ共不事の物
入
(
いり
)
打續き年貢の
未進
(
みしん
)
多分
(
たぶん
)
に出來上納方に
差支
(
さしつか
)
へ如何
共
(
とも
)
詮術
(
せんすべ
)
なき儘文と申
姉
(
あね
)
娘を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あのタンボ気違いの兄きがなめるようにして可愛がっていました田地召上げられましてどの空で生きて行けますべ? それが困れば
未進
(
みしん
)
上納共地代二十両、持って来いと申されます。
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
糠雨
(
ぬかあめ
)
の
朧夜
(
おぼろよ
)
に、
小
(
ちひさ
)
き
山廓
(
さんかく
)
の
祠
(
ほこら
)
の
前
(
まへ
)
。
破
(
やぶ
)
れ
簑
(
みの
)
のしよぼ/\した
渠等
(
かれら
)
の
風躰
(
ふうてい
)
、……
其
(
そ
)
の
言
(
い
)
ふ
処
(
ところ
)
が、お
年貢
(
ねんぐ
)
、お
年貢
(
ねんぐ
)
、と
聞
(
きこ
)
えて、
未進
(
みしん
)
の
科条
(
くわでう
)
で
水牢
(
みづらう
)
で
死
(
し
)
んだ
亡者
(
もうじや
)
か、
百姓一揆
(
ひやくしやういつき
)
の
怨霊
(
おんりやう
)
か、と
思
(
おも
)
ひ
附
(
つ
)
く。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
未進(みしん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“未進”の解説
未進(みしん)とは、近代以前の日本において、年貢・公事・夫役などの賦課された租税を納入しないこと、またその未納物そのものを指す。
(出典:Wikipedia)
未
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
“未”で始まる語句
未
未曾有
未練
未亡人
未刻
未明
未来
未來
未熟
未知
検索の候補
年貢未進
“未進”のふりがなが多い著者
作者不詳
三好十郎
泉鏡太郎
泉鏡花