“さんじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山上80.0%
參上20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山上さんじやうの火よ
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
此新發見このしんはつけん奇怪きくわいなる貝塚かひづかと、まへ奇怪きくわいなる貝塚かひづかと、山上さんじやう山下さんか直徑ちよくけいとしたら、いくらもはなれてらぬ。三四十けんよりとほくはるまいが、しかし、山上さんじやう山下さんか貝層かひそう連絡れんらくことは、あきらかである。
指てまゐられ候なりと申上るに中納言ちうなごん綱條卿斯と御聞とりあそばし伊豆守同道とは何事ならんと御まち有けるにもなく兩人御館へ參られ伊豆守越前守同道參上さんじやうつかまつり御目見をねがたてまつると取次を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
乞ふに内にては大聲おほごゑあげどうれと云て立出る長庵を見るよりはやく千太郎是は/\伯父樣をぢさま此間このあひだは御出下され段々だん/\の御世話忝けなし偖御約束の通り今日參上さんじやう致せしと云ふに長庵いと不審いぶかしげに小首こくび
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つけて是迄は參りしなれども夜中やちういひ御知己おちかづきにも有らねば河岸かしにある材木ざいもくたきゞなどのかげにて夜をあか兩國りやうごくいたりて食事をなしよき時分じぶんと存じ只今たゞいま參上さんじやう仕つりしなり昨夜鈴ヶ森にて助十と御呼およびなされたるゆゑそれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)