山上さんじやう)” の例文
すこしの手違てちがひに突入つきいつてつてかゝり、山上さんじやう大激論だいげきろんはじまり、警務長けいむちやう郡長ぐんちやう代議士だいぎしなどがなかつて、かくゆがみなりの圓滿ゑんまん?にきよくむすび、一中止ちうしして發掘はつくつつゞけることとなつたが
たちまちに山上さんじやうにのぼり見おろせる市街しがい冬がれのさまにはあらず
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
山上さんじやうの火よ
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
此新發見このしんはつけん奇怪きくわいなる貝塚かひづかと、まへ奇怪きくわいなる貝塚かひづかと、山上さんじやう山下さんか直徑ちよくけいとしたら、いくらもはなれてらぬ。三四十けんよりとほくはるまいが、しかし、山上さんじやう山下さんか貝層かひそう連絡れんらくことは、あきらかである。
山上さんじやうの白き十字架クルスの見えそむる浦上道うらかみみちは霜どけにけり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)