“あくえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
惡縁66.7%
悪縁33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
惡縁(あくえん)慘(むご)く破(やぶ)れて身(み)を宿怨(しゅくゑん)と共(とも)に埋(うづ)む。
跡(あと)にして遙々(はる/″\)と父の故郷は熊本(くまもと)と聞海山(うみやま)越(こえ)て此處迄は參り候へ共何程(いかほど)尋ても未だ父の在所(ありか)が知(しれ)申さず何成(いかなる)過去(くわこ)の惡縁(あくえん)にて斯は兩親に縁(えん)薄(うす)く孤子(みなしご)とは成候かと潸然々々(さめ/″\)と泣沈(なきしづ)めば餠屋(もちや)の亭主も貰(もら)ひ泣(なき)し偖々(さて/\)幼少(えうせう)にて氣の毒な不仕合(ふしあはせ)者かなと頻(しきり)に不便(ふびん)彌増(いやまし)偖(さて)云やう其方の父は熊本と計(ばか)りでは當所も廣(ひろ)き城下(じやうか)なれば分るまじ父の名は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
然(さ)ればな……いや口(くち)の減(へ)らぬ老爺(ぢゞい)、身勝手(みがつて)を言(い)ふが、一理(いちり)ある。——処(ところ)でな、あの晩(ばん)四(よ)つ手網(であみ)の番(ばん)をしたが悪縁(あくえん)ぢや、御身(おみ)が言(い)ふ通(とほ)り色恋(いろこひ)の捌(さばき)を頼(たの)まれた事(こと)と思(おも)へ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)