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『日本媼』
ふりがな文庫
『
日本媼
(
にほんおうな
)
』
媼の名は、Marie Hillenbrand といふ。媼がまだ若くて体に弾力のあつた頃から、その母親と共に多勢の日本留学生の世話をした。当時の日本留学生は概ね三年ぐらゐ居たのであり、一つの都市に居ついて其処で勉強するのを常としたから、都市の …
著者
斎藤茂吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「改造」1929(昭和4)年10月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
老媼
(
らうあう
)
焚
(
かし
)
希
(
こひねが
)
吊
(
さ
)
夕餐
(
ゆふさん
)
気前
(
きまへ
)
偶
(
たまたま
)
齢
(
よはひ
)
著
(
き
)
籠
(
かご
)
真直
(
まつすぐ
)
正銘
(
しやうみやう
)
概
(
おほむ
)
敏捷
(
びんせふ
)
別
(
わ
)
後
(
のち
)
一寸
(
ちよつと
)
逢著
(
ほうちやく
)
許嫁
(
いひなづけ
)
訛
(
なまり
)
継
(
まま
)
勃発
(
ぼつぱつ
)
勿体
(
もつたい
)
喧嘩
(
けんくわ
)
実
(
じつ
)
囀
(
さへづ
)
手指
(
てのゆび
)
未
(
ま
)
日本
(
にほん
)
暁
(
あかつき
)
其処
(
そこ
)
著類
(
きるい
)
裾
(
すそ
)
媼
(
おうな
)
捉
(
とら
)
謂
(
い
)
貰
(
もら
)
較
(
くら
)
鋤焼
(
すきやき
)
鍋
(
なべ
)
飯
(
めし
)
麺麭
(
パン
)
旨
(
うま
)
筈
(
はず
)
碗
(
わん
)
看
(
み
)
疋
(
ぴき
)
珈琲
(
コーヒー
)
猾
(
ずる
)
独逸
(
ドイツ
)
狐
(
きつね
)
牛酪
(
バタ
)
然
(
しか
)
焚
(
た
)
半々
(
はんはん
)
湯気
(
ゆげ
)
唄
(
うた
)